[作成者]

作成者の本職は内科医です。[email protected]

[目的]

この辞書の始まりはもともとは大学レベルでの分子生物学(Essential や The Cell (Alberts))の学習に必要な日本語変換用辞書でした。現在Vectorやネットを探しても分子生物学用のIME用の辞書がないようなので作成してみました。また、せっかくですので高校生物学の範囲の用語を追加して、高校生~大学受験~大学教養課程に幅広く使える生物学用の辞書としてみました.  生物学は多様性の学問ですので、たとえば昆虫の名前だけでも100万種類以上もありますので生物学全体を網羅する辞書は到底作成不能でしょう。生物学の根幹部の基礎になる辞書としてなら使えるものに使えるのではと思います。本来こういうことは学会などの団体が率先して編纂して無償で公開してくれたら良いのにと思います.一応不完全ながら形になったものの、いろいろ抜けているので追加などしています。ただ、完全を求めるといつまでたっても完成しそうにないので割り切っていったん公開します。ほかに生物学用の辞書が見たらない以上、不完全でも役に立つだろう、というのと通常のソフトと違ってユーザーが追加や修正が容易と考えたからです。  公開後も、内容を追加、修正し、今後も単語を追加して1万語ごえを目標とします。

[参考資料]

参考資料として下記のものを参考にさせてもらいました。執筆者の皆様には感謝する次第です。

1.高等学校の生物教育における重要用語の選定について(改訂)(2019年)日本学術会議 基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同 2.高等学校生物教育用語重要度試案2013 松浦克美 3.The Cell  (Albertsら) 4. Essential分子生物学(Albertsら)(南江堂) 5.チャート式生物学(本川達雄、鷲谷いづみ)(数研出版) 6.用語集 駿台文庫 7.岩波生物学辞典第4版 現行は5版ですが改定が止まっていて買う気が起きません。

[名前の由来] ソックスは我が家にいたオスの猫の名前です.成猫になってから私たち家族のもとに迷い込んで我が家の猫となりました.約9年間私たちと暮らしましたが、残念ながら2024年10月に病気であの世へ旅立ちました.彼の名前を私たち家族の記憶以外にどこかに残したい思いがありましたので,辞書に名前をつけてみました.

[辞書作って思ったこと] 生物学用語に関しては用語が統一されていませんね。また、表記の揺れがあります。線維 vs 繊維、 シトクロムvs チトクローム、 なるべく前者で統一しています。proteinに相当する単語は タンパク質、たん白質、蛋白質、たんぱく、蛋白など。これはタンパク質で統一しました。また読みの揺れもあり 重複は ちょうふく じゅうふく、対合は たいごう ついごう などとどちらの読みでもよいというの困りますね。

どうしてこういうことが起きるのだろうと思いましたが、考えてみるとそもそも 生物学に関しては日本生物学会という学会がないのです。数学は日本数学会、物理は日本物理学会、化学は日本化学会という分野全体を代表する学会があるのですが、生物学には「日本生物学会」という全体を統括する学会がないのです。生物学連合という複数の学会を横断的機構はあるのですが、医学系学会は入っていないので生物学、ライフサイエンス全体にまたがる機関ではないようです。これでは用語の統一ができそうにないです。  ヒトに関する分野は、日本最大の学会である内科学会などを含む医学系の学会は日本医学会という組織をつくっています。医学用語に関しては各種資格、教育、医療行政、事故対策の点から統一が求められ、日本医学会が医学用語集を決めて統一化したようです。ヒト以外は上記の生物学連合でまとまっているようですが、そこで用語集を作る予定はないようですし、ましてやこの両者の上にくる組織をつくって統一の用語集を作る動きはないようです。教育などを考えると困ったことです。

[使い方] MS-IMEの一般の単語登録と同じです。またMS-IME形式をうけつけるATOKなどでも登録できると思います。(LinuxのMozcuでも登録できること確認しました。)

[保障、権利、その他] 内容については無保証です。単なるテキストファイルですのでPCに不具合が発生することはないとは思いますが。単語の登録に、抜けや間違いは多少あると思いますが、各自で修正してください。

例文のない単語の単なる羅列には著作権はないとどこかで読みました.従ってこの単語集もなるべくパブリックドメインに近い扱いにしたいとおもいます.

(0)フリーウエアです。無料で使用できます。

(1)このままの形か、圧縮を解凍しただけのファイルの転載、再配布、サイトへのアップなどは自由です.連絡は不要です。

(2)元のファイル内の誤りを訂正した物、内容を一部削除したもの、あるいは小規模な追加した場合も同じ扱いとします.ただ、ウイルスなどの混入を防ぐためにテキストファイルかそれを圧縮したファイルの配布にとどめてください.

(3)大幅に改造修正などを行ったものの公開も自由です。大幅に改造したものを公開される場合は名前を残してもらってもよいし、全く独自のおすきな名前をつけてもらっても結構です。ドキュメントでこの辞書に基づくとかの記載も書いてもらってもよいし、書かなくても結構です。ライセンスに関しては改良、公開する方がお好きなライセンスでどうぞ。

(4)より良いものを作るのに協力してやろうという奇特な方は追加する単語集や改訂版を送っていただければ今後の参考にさせていただきます。